占いとは───
・未来の出来事
・今起きていることの意味
・物事の成り行き など
目に見えないこと・分からないこと・まだ起きていないことに対して、「知ろう・理解しよう・確かめよう」とするための行為・手段・方法です。
🐢占いの始まりは、古代中国の「亀卜(きぼく)」
占いの最古の記録のひとつは、古代中国・殷の時代(紀元前1300年頃)の「亀卜」。
亀の甲羅を火で焼き、出来たヒビの形から、天候や収穫などを読み取る──
その他にも、国家の様々な意思決定に置いて重要なや役割を担っていました。
🔮占いの三代分類:「命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)」
占術は大きく分けて、以下の3つに分類されます。
・命術(めいじゅつ)
生年月日など「変わらない情報」から、その人の性格や運勢を読み解く占術。
⋯四柱推命、算命学、九星気学、西洋占星術 など
・卜術(ぼくじゅつ)
その時その場の偶然性を用いて、今起きている事象や近未来の展開を占う占術。
⋯タロット、易、ルーン など
・相術(そうじゅつ)
目に見える「形」や「状態」から、吉凶を判断する占術。
⋯手相、人相、風水、家相 など
🌏「四柱推命」とは ──
※本記事で紹介する内容には諸説あります。
四柱推命は、太古の中国(1100年代)に起源を持ち、江戸時代中期に日本へ伝わり独自に発展した、「過去・現在・未来」を読み解く運命学のひとつです。「干支暦(※)」と呼ばれる東洋独自の暦を用いて命式を導き出す命術であり、東洋占術の中でも非常に高い信頼性を誇り、「占いの帝王」と称されることもあります。生年月日から十干・十二支を割り出し、年・月・日・時の4つの柱(年柱・月柱・日柱・時柱)を立てて命式を構成します。
※干支暦…十干と十二支の組み合わせ(六十干支)を用いて、年・月・日・時間を記録・表現する暦の体系
その根底にあるのは、「陰陽論」と「五行説」。
これら自然哲学の思想に基づき、人が生まれながらにして持つ性格・才能・素質を理解し、宿命や運勢の流れを推し量ります。生年月日から十干・十二支を割り出し、年・月・日・時の4つの柱(年柱・月柱・日柱・時柱)を立てて命式を構成します。これにより、その人の本質や人生のリズムを多角的に分析することができます。
四柱推命とその背景にある思想
四柱推命が体系化されるより以前に、同じく干支暦を用いる命術として「算命学」が存在していました。算命学は、中国・春秋戦国時代(紀元前770年〜紀元前221年)に活躍したとされる伝説的な思想家・鬼谷子(きこくし)を源流とする学問です。
戦国の世で国を支配しようとする者たちは、人の心を読み未来を予測することが必須とされました。占術師は国の第一級の知識人として厚遇され、歴代の王朝は「軍略の要/人と国の運命を予見する帝王学」として継承しました。算命学と同様に干支暦を用いる「四柱推命」はその後に生まれ、構成と内容の充実が図られながら推命法として確立していきます。その内容は複雑難解で一般には公開されずベールに包まれてきましたが、やがて庶民にも普及し「占い」として親しまれるようになりました。
算命学と四柱推命は、いずれも《十干十二支を用いて命式を構成し、その条件から人の宿命や運気を読み解く》という共通点を持ち、かなり親和性が高い一方、体系や重視する視点は異なる部分も多くあります。そのため、両者の関係性については「算命学の一部の占技から四柱推命に発展した」「共通の思想から別々に発展した」など、解釈に幅があります。
「生まれた日」の偶然性と、それがもたらす必然性
四柱推命は、その人の出生時における『気』の種類を『年・月・日・時間』の4要素に表し、陰陽論・五行説に基づき細かく分析して、その人の気質や運勢を知ることができる学問です。
ではそもそも何故、生年月日がその人の性格や運勢と関わりがあるのでしょうか。『一人の人間が特定の日にこの世に生を受ける』…それは先祖を遡って考えれば長い長い歴史の中の小さなひとコマに過ぎませんが、これほどの尊い偶然性はありあせん。四柱推命は「なぜその人がその日に生まれたのか」という偶然性と、それがもたらす必然性を、その人の運命を紐解くカギとしています。
生まれた年・月・日・時間が持つ『気』の象意が、誕生直後のその人の身体に浸透し何らかの影響を及ぼしている…。その日における天と地の気を受け、その人固有の(親のDNAとはまた別の)先天的な気質が形成される、と考えられているのです。












